概要
2024年10月に新番組として始まったThe Essence of Music(MusicBird)の第4回目の放送。
放送時刻: 2024年10月27日(日)25:30-26:00(10月28日(月)の01:30-02:00)
放送内容
- 第4回放送について
- イギリスは今日10月27日にサマータイムが終了。八時間の時差から九時間の時差に。
- お便り①
ラジオ番組、おめでとうございます。以前に「KOKI薬曲」というネットラジオがあったのを懐かしく思い出して、お話が聴けるの「楽しみだな〜」としみじみ思っております。今回のラジオ番組もと〜っても楽しみにしています。リアルタイムで聴けるように頑張りますが、放送が深夜ということで、番組予約・録音できないものかと四苦八苦しています。
月の雫さんからのお便り
- 夜の1時30分、リアルタイムで聴いてほしいけれど、「どうしても難しいよ」という方も、「どうしても難しい」ときもあると思う。
- いつになるかはお約束できないけれど、オフィシャルのYouTubeチャンネルとかで、放送されたあとの番組をいつかまとめて流せたら良いなと、頭の隅で考えている。
KOKIAさんに質問があります。ラジオ番組で話すときなど、録音されたご自身の声にどんな感想を持っていますか? 違和感を感じたりしませんか? 私は、録音された自分の声を聴いて皆が聴いている私の声は「こんな声なんだな」と、私が耳で聴いている声はもっと良い声なのにな、って思っています。
- 「分かります!」。KOKIAも同感。
- 一回目の放送をKOKIAが聴いたときに、喋っているはずのイメージの声と、聞こえてくる自分の声が少し違うことに気づく。
- 不思議なことに、歌を歌うときはその差が無い。歌うを歌うときにイメージしている声は、歌っているときも自分が聴いているときも変わらない。
- 楽曲①「愛はこだまする」アルバム『Where to go my love?』より
- お便り②
テレビ番組ミュージックステーションで「The Power of Smile」を聴いてKOKIAさんを初めて知り、翌日、CDショップで『Remember me』を買いました。それ以来、『Remember me』と『trip trip』は全てのアーティストの中で僕の最も好きなアルバムになりました。オーディオ機器を買い替えたり、設置を変えたりするときは「私の太陽」という曲が一番良く聴こえるように基準を作っています。この二枚は何かあったときのために二枚ずつ持っています。毎日のようにKOKIAさんの色々なアルバムを聴いていましたが、今年の1月に妻が急に亡くなってしまい、音楽が聴けなくなってしまいました。自分では「No Music, No Life」のつもりでいたのに、どの曲を聴いても妻との色々なことを思い出していまい、1曲を最後まで聴けなくなりました。しかしそれも半年過ぎ、寂しさに向き合える時間も増えてきました。そうすると不思議なことに今まで一番聴けないと思っていた「お化けが怖いなんて」という曲が僕の心に寄り添う大事な歌になってきて、今はその曲が入っている『Tokyo Mermaid』をCDプレイヤーにセットする毎日です。KOKIAさんの歌に出逢えて、こんな時にKOKIAさんのアルバムが僕の部屋の棚に並んでいて、本当に良かったです。KOKIAさんのライブは『歌がチカラ』がリリースされた頃、一度だけ渋谷で見たことがあります。今回、KOKIA 2024 STRINGS CONCERTのチケットを入手できたので15年振りくらいにKOKIAさんの生の歌を聴くことができるのをとても楽しみにしております。
季節の小箱さんからのお便り
- 自分の心情によって音楽の聴こえ方が変わってくる話はKOKIAもある。その時々で歌の届け方が変わってくる。
生活のあちこちに妻が居る、そのことを日を追うごとに感じています。いつか、この放送でも「お化けが怖いなんて」が聴きたいです。
季節の小箱さんからの二通目のお便り
- 楽曲②「お化けが怖いなんて」アルバム『Tokyo Mermaid』より
- コンサート情報
- 11月02日(土)コンサート「KOKIA 2024 STRINGS CONCERT “SHI-NA-RU”」(東京・サントリーホール ブルーローズ)
- 昼の部の情報。
- 夜の部の情報。放送時点で席はまだ少し余裕あり。
- 11月20日リリースになるアルバム『essence』について
- KOKIA自身が覚えるのが大変なほど限定版には色々な特典が付いてくる。
- 限定版ブルーレイには、過去のMVやテレビCMの映像が収録されている。
- 「本当によく……、まだ残っていたな」と感じ、かつ、「恥ずかしいくらいの若さ、その時々の時代感が溢れる」映像集。
- 「(KOKIAが)細かったり、若かったり」と羨ましい限りだけれども、最終的に持った感想は「今の自分が一番好き」ということ。
- 25年近くを振り返って見る「KOKIA」について
- 今の自分が一番好きで居られるって、素敵なことだな、という発見があった。その時代時代で、「この時代にKOKIAを知った」というお客様はその時代のKOKIAに思い入れがあると思う。それでも「今のKOKIAが一番好き」と言ってもらえたらうれしい。
- 年齢を重ねると「こうしないと、こうでないと」という枠組みに収まらないといけない風潮があるけれど、歳を重ねたときに真面目で固くなるよりは、どこかおちゃめな位がちょうど良いと思っている。「おちゃめ」というのは多分、遊び心があるということで、何でも楽しめる余裕があること。
- 明日の自分を、未来の自分をデザインしていけるのは自分だけ。こんな自分になりたいな、と心がけることがなりたい自分に近づいていけるのかな、と思っている今日この頃。
- 楽曲③「a gift」アルバム『trip trip』より
- 「音楽は世界の共通言語だ」とか、「英語は世界の共通言語だ」とか、よく言われる。
- けれど、言葉を喋り始める前の赤ちゃんが喋っているその言葉こそが世界の本当の共通言語なんじゃないか、と思って、その発音・発声に似た言葉で書いたのがこの曲。
- エンディング
- 皆からのメールに助けられると会話が弾む。どんどん、メッセージを募集中。
- 11月からは少し慣れてきて、遊び心のある茶目っ気たっぷりな時間を作っていきたい。
補足
お便りで言及されていた、KOKIAがミュージック・ステーションで「The Power of Smile」を歌った放送は、2003年10月17日(金)放送の回(出典: musicstation lab)。
2024年11月20日にリリースのアルバム『essence』の番組中に言及された特典情報は以下の通り
その他、放送では言及されていない限定版の情報は以下の通り
- HMVのオリジナルポストカード(A絵柄)付きの限定版
- ビクターオンラインのオンラインサイン会用の限定版。オリジナルポストカード(B絵柄付き)
- Amazon.co.jpのメガジャケ付き限定版
今回番組で紹介・言及された楽曲は、KOKIA YouTube公式チャネルから視聴可能。
また、楽曲「a gift」についてのエピソードは2016年のオーケストラコンサート「Heart Touching Music」でも語られている(出典: WebArchiveに保存された2016年2月14日のブログ記事)。