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FMヨコハマ Kiss & Ride

概要

2025年1月21日にFMヨコハマのラジオ番組「Kiss & Ride」に生出演したKOKIA。DJは小林大河と高橋茉奈。

番組公式のブログ記事: キスライPICK UP ◇ KOKIA

当日のKOKIA

KOKIAとDJの 小林大河 氏とDJの 高橋茉奈 氏。画像は番組公式Xの投稿より。

内容

高橋茉奈(以下、高): このあとはキスライピックアップ。シンガーソングライターKOKIAさんをお迎えします。その前に1曲。KOKIA「フクロウ」。

曲1. 「フクロウ ~フクロウが知らせる客が来たと~」(アルバム『The Animal Kingdom vol.1』等)

高: お送りしたのはKOKIAさんで「フクロウ」でした。ここからはゲストをシートにお招きするキスライピックアップ。お話を伺うのはシンガーソングライターのKOKIAさんです。よろしくお願いします。

KOKIA(以下、K): よろしくお願いします。

小林大河(以下、小): お願いいたします。

高: 今、もうすでにオフトークで盛り上がっていたんですが。

小: はい。

高: キスライの月曜のミキサーくん。20代のミキサーくんが「え! 明日、KOKIAさん来るんですか!?」。「自分、ゲーム音楽でめちゃくちゃお世話になってて!」って興奮してまして。

K: めちゃくちゃうれしいです。

小: それもそのはずですよ。多分、僕ら世代の人は「えっ!?」って驚くタイトルばっかりなんですよ。幻想水滸伝2、デモンズソウル、ファイナルファンタジーXIII-2。聖剣伝説 RISE of MANA。DARK SOULS。いやちょっと震えましたもん。

高: 鳥肌立ってる!

小: うわ〜って。

K: ありがとうございます。でもね本当に、私の歌聴いているけれど「KOKIAが歌ってるって知らなかった」って人、すっごい多いんですよ。

高: へ〜。

K: なので、もっと知ってほしいです。

小: そうですよね。

K: 「私が歌ってるよ〜!」みたいな。

小: ねえ! ちょっと今日、全・神奈川に届けましょう。

K: お願いします!

高: ホントですね。いや、改めてKOKIAさん、キスライ初登場ですけれども、2023年にはもうデビュー25周年を迎えられていたということで、おめでとうございます。

小: おめでとうございます。

K: ありがとうございます。

高: 25周年振り返ってみていかがですか?

K: いやぁ〜「楽しい」のひと言に尽きますね。

高: うわ〜。

K: 本当、ミュージシャンKOKIAとして歩んでこれて最高だったという感じで、それをこの先も続けていくぞという感じであります。

高: なんかこのKOKIAさんの優しいメッセージがやっぱり歌にも、すごく人間性のところにパーソナリティーにもすごい感じるところがたくさんあって。

K: うれしいです。

高: あっという間の25年?

K: あっという間でしたね。でも、本当にだいぶ濃かったと思います。たくさんの本当にいろんな経験させていただきましたし。出会いあり、別れあり、出会いありで。ホントに、KOKIAとしてじゃないと見れない風景をたくさん見れたなと思っています。

高: ちなみにゲーム音楽なんかもそうですし、ヨーロッパ、更には中国なども。世界中で活躍されていらっしゃいますけれども。よく聞く話、海外のファンの皆さんってまたライブの感じが日本とは違うっていうのを聞くんですが、いかがですか?

K: もうすごくお国柄それぞれ出て、応援してくださる感じとか。こうライブで参加してくれる時の雰囲気とか全然違うんですけど、それもホントに月並みな言葉だけれども「音楽は国境を越えるってホントだな〜!」っていう体験をね。いつもさせてもらえて、ミュージシャン冥利に尽きる人生だなと思ってます。

小: 特にこのKOKIAさんの、やっぱ歌声っていうのが、もう1曲目のこの「フクロウ」から、ふわっ、ふわっ、てなる。鳥肌立つ。

高: 引き込まれますね。

小: お声ですけれど。この…… 何ていうんでしょう? 聴いてるともう、吐息が漏れてるような、このサーッて音が、声と一緒に。

K: あ、感じてもらえました?

小: もちろんですよ!

K: まああの、曲によってそういう手法でわざと歌ってたりとかして、ヘッドホンで聴いた時に近くで歌ってくれてるような感じ。

高: あ〜!

K: を、再現して。

小: 息の流れが感じられるというか。

K: あ、本当ですか? そういうつもりで作戦でした。

高: うわ〜〜。

小: やられたーーー。

高: やられてる〜〜。

小: なるほど…… どうりで。

高: もうASMRみたいに気持ちよく聴くというのが。

小: 没入感がすごいですよね。

K: うれしい。その言葉、いいですね。「没入感が凄い歌」…… ちょっとそれ頂いていいですか?

小: ぜひ! わりかしよく使われる言葉だと思いますけど。

K: あ、そうですか? なんか私には凄く、NEWなフレーズでしたね。

小: ぜひぜひ! 素晴らしいです。

高: でも、そんなKOKIAさんは、昨年11月にアルバム『essence – 25th Aniversary All Time Best -』、こちらリリースされております。おめでとうございます。

小: おめでとうございます。

K: ありがとうございます。

高: こちらから1曲聴かせていただきたいと思いますので、曲紹介お願いできますか?

K: はい。それでは「ありがとう… (KOKIA’s Version)」を聴いてください。

曲2. 「ありがとう… (KOKIA’s Version)」(アルバム『essence』)

高: お送りしたのは、KOKIA「ありがとう… (KOKIA’s Version)」でした。改めて、KOKIAさんをお迎えしております。よろしくお願いいたします。

K: よろしくお願いします。

小: お願いします。

高: さあ、こちら『essence – 25th Aniversary All Time Best -』ですけれども。このアルバムが、また…。まずは、どんなアルバムになっているか、ズバリ教えていただけますか?

K: ズバリ……! 今日、この番組でKOKIAを知って興味を持ってくださった方がキャリア26年になる私のアルバムを、どれから買ったらいいかなと迷った時、この『essence』を買ってください!っという、KOKIA、全部知れるみたいなアルバムになっています。

高: ディスクがね、2つに分かれておりまして、ディスク1がYELL、励まし。で、ディスク2はHEAL、癒やしというコンセプトで。テーマ別に曲が集められているんですね?

K: そうなんです。まあキャリアが長くなると、楽曲もすごく多いですし。私は特に色んなジャンルの幅広い曲を書くので、ジャンル分けみたいな形で曲を集めるとすごく難しいんですよね。カテゴライズが。(カテゴライズ)していくのがですね。なので、今回は曲を聴いた時に残る、「あっ、癒やされたな…… この曲聴いて」とか「励まされたな、この曲聴いて」という、最後に残る感覚……?をテーマ別で分けた方が、色んな楽曲が肩を並べていても聴きやすいかな、という事でそういう分け方になりました。

小: ごめんなさい。もう今両耳が幸せすぎて凄い。

高: 歌声とお話の声、全てを今吸収してましたね大河さん。

小: 「ほわ〜〜〜」ってね。ごめんなさい。

高: ちょっと体浮いてましたよ、今。

小: 違う場所にいました、今。失礼いたしました。

高: ホント心地いい。

小: 心地いいよね。だってもう、タイムライン、Xもね。「透き通るすばらしい声だな」とか。「来ました、超名曲」。この「ありがとう…」を聴いてとかも…… たくさんのコメントで溢れておりますよ。素晴らしい。

高: でも、今回改めてこの「ありがとう…」。この曲が、今回ついに…… ミュージックビデオになった?

K: そうなんです。あの〜、実はこの「ありがとう…」って、26年前に私がデビューした時、まあ98年なんですけど。99年の、デビューして直後にオリジナルの自分で書いた楽曲としては1枚目として発売されたものなんですね。それから26年間、ずっと一緒に私の代表曲として歩んできてくれたので。何か、ミュージックビデオあるような気に誰もがなってたんですよ。

小: あ〜。えっ、なかったんだ?

K: だけど実は存在してないことに、ホントに去年気づいて。「あれ?」。「『ありがとう…』って、なんかKOKIAの代表曲っていう印象があるけど」。「ミュージックビデオ、ないね」っていう、スタッフのあるひと言から。「お、じゃあ、撮ろうよ」という今回の流れに至りました。

高: え〜。

小: じゃあもうホント、ファンの皆さん待望の。

高: そうですよね。

小: 25年越しに出来た、ミュージックビデオ。

K: う〜ん、そうなんです。だからもうホントに私としても「見てほしいな」って思いをいっぱい込めて、このセルフカバーをもう一度しましたし、出来上がりをぜひ皆さんに見てほしいなと思ってます。

小: でも「ありがとう…」が出来てからの…… もうでもそういう運命だったんでしょうね。きっと。

K: あ、ホントにそう思っていて。物語が完結するのに25年という時間がかかったんだろうな、って思っていて。実はこの曲、私がデビューをする前に書いた曲なので、実際には30年前ぐらいなんですね。

小: おお〜、そうですか。

K: で、あの〜、私がデビューするきっかけとなった、デモテープ。レコード会社さんに贈った。そのデモデーブに、この「ありがとう…」が入ってたので、私がKOKIAになるきっかけとなったのは、もうこの曲なんです。

小: う〜ん。そっかぁ……。

K: なので物語が、こうして時間の流れとともに完結したって感じはします。

小: このタイミングでね。なるほど。

高: なんですね。ここからまた、じゃあ30周年にも向かっていってる途中だとは思いますけれども。ライブが、このスタジオ近くでもあるということで決まっております。

K: はい!

高: 「KOKIA Once-in-a-lifetime meeting 2025一期一会のうたツアー」ということで。横浜・赤レンガ倉庫1号館3階ホールにて2月15日土曜。開場16時開演16時30分。2月16日、日曜。開場14時開演14時30分という事で2日間に渡ってライブが。

小: ツーデイズ。

高: はぁい、ありますので。

K: ぜひ皆さんいらしてください。

高: うわ〜、でも赤レンガのあの雰囲気で、KOKIAさんの声聞ける。っていうの……。これどんなライブになりますかね?

K: もうツアータイトルにある通り「一期一会のうたツアー」なので、もうお客様が「今日はこの歌聴けてよかった!」っていう思いで帰っていただけるような。そして、今日多分、番組をお聴きのリスナーの皆さんも音楽大好きな人ホントに多いと思うんだけれども、きっと……「この1曲で私の人生、変わった」みたいな歌ってあると思うんですよ。何かそういうね、歌を、皆さんに残していける、そんな時間になったらいいなって思ってます。

高: あぁ〜。でも、赤レンガの、こう何だろう。赤い、温かい光に包まれながら、KOKIAさんの曲聴けると…… またなんかこう、なんだろう? 「あ、頑張ってよかった!」っていう。みんな。

小: ねぇ、想像できそうですね。そう、なってる自分が、分かります。

高: ぜひ皆さん、現地に足運んでいただきたいなと思います。「まだ赤レンガホール行ったことないよ」という皆さんも行ってほしいなと思うんですけど、今日はちょうど「新規開拓」というお話をしておりまして、KOKIAさん、いかがでしょう?

K: 新規開拓〜?

高: してみたいこと、したこと、あれば。

K: そうですね…… う〜ん、たくさんあるんですけども、年が明けたばっかりということもあって、やっぱり今年もね。改めて「たくさんの歌を届けたい」って月並みですけど思ってます。特に2月、来月からツアーが始まるので、今年もどんな出会いがあるのかなとか、なんかそういう気持ちでわくわくしてる…… じゃ、ダメでしょうか?

小: いや、素晴らしい。

高: ですね!

小: 新規開拓準備はOKってことですよね?

K: はい! もうたくさんの人に、新しい方との出会いに、もう準備万端!

小: なるほど。

高: あ〜、「どんとこい!」っていう。

K: はい、ワクワク…… してます。

高: ありがとうございます。で、最後に一曲聴かせていただきたいと思います。この曲はキスライ火曜スタッフが「この曲好きなんです!」っていうふうに言ってた一曲でもあるんですが、曲紹介お願いできますか?

K: ホントですか? うれしい。それでは、「調和 oto ~ with reflection ~」を聴いてください。

高: FM横浜 KISS&RIDE、今日はシンガーソングライターKOKIAさんをピックアップしました! ありがとうございました!

小: ありがとうございました。

K: ありがとうございました。

曲3.「調和 oto ~with reflection~」(アルバム『pearl ~The Best Collection~』等)

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